スーペルコパ バルセロナVSレアルマドリード
カンプノウで行われた1st Legはアウェイのレアルマドリードが3-1で勝利を収めた。
普段のクラシコよりもぬるいスタートだった。立ち上がりはレアルがボールを奪ってからゴールまでいくことが多かった。特にイスコがチャンスメイクをするなどボールに関わることが多かった。
バルセロナは前半10分にスアレスが裏に飛び出してシュートをうつもナバスにキャッチされる。ファーストタッチが流れてしまったのがいたかった。同20分のカゼミロのタックルを機に両チームとも激しくなっていった。しかし、互いに崩しきれない場面が多く、決定機を迎えることはなく前半を終了する。
後半開始からレアルがペースを握り始め、50分にイスコがためをつくりパスを受けたマルセロがクロスを上げるとボールを触ろうと足を伸ばしたピケがオウンゴールをしてしまう。ラッキーな形で先制点を奪ったレアルは5分後にもベンゼマがピケをかわして上げたクロスにカルバハルがシュートを狙うもアルバがブロックに入る。
悪い流れの中、バルセロナはデウロフェウに代えてデニススアレスを投入する。すると、75分メッシのシュートのこぼれ球を拾ったスアレスがナバスに倒されPKを獲得する。これをメッシが決め同点に追いつく。バルセロナに流れが傾いていた時にあの男がワンプレーで流れを変えた。自陣で奪ってからロナウドにつなぎ中に切れ込みゴールを決める。レアルの得意なカウンターが炸裂する。その2分後パスを受けたロナウドはPAで倒れる。しかし、ここでシミュレーションをとられ、二枚目の警告を受けて退場となる。
数的優位となったバルセロナは攻めたてるもゴールを奪えず、カウンターからアセンシオに決められ試合終了。ホームのアドバンテージを活かせず2nd Legに挑むこととなった。
ネイマールの移籍によってバルセロナの戦力ダウンをあきらかに感じた。デウロフェウはシュートに持ち込むことはなくパスをしてしまう場面が多かった。カウンター時にスアレスがフリーのデウロフェウではなくメッシへのパスを選択したのも信頼関係がまだ築けていないと感じざるを得なかった。また、3失点に絡んでいたピケのパフォーマンスも気になるところ。
一方のレアルはイスコを起点に多くのチャンスをつくっていたし、カウンターからの得点もあげていた。守備もゴール前での硬さがあり大きく崩されるような場面もなく、好感触のままシーズンに望めると思った。
まだ2nd Legもあるので熱いゲームを期待したい。
名古屋VS松本
前節打ち合いを制した名古屋と湘南に敗れた松本の一戦は、2連勝中の名古屋がホームで5点を奪い松本を下し、3位に浮上した。
前半開始から松本が高崎に多くボールを供給し、攻める展開になる。対して、名古屋は初出場の新井が高崎をマークをする。そんな中最初に決定機を迎えたのは松本だった。前半7分相手のパスカットから山本がゴールを狙うも枠外へ。続く同12分飯田のパスカットから特別指定の下川がゴールを狙うもゴールを外れてしまう。同22分にも下川がクロスを上げるもセルジーニョが合わせきれない。松本ペースで試合が進む中先手を取ったのは名古屋だった。同33分、細かいパスワークから最後はシャビエルが決めたように見えたが松本の下川がオウンゴール。シュートなしの名古屋がラッキーな形で先制する。いい流れのまま同35分に右サイドを崩し、青木から佐藤が決め2点目を奪う。その後名古屋らしいパスワークが戻り名古屋リードで前半を終了する。
試合を決めたい名古屋は後半6分松本陣内でボールを奪ったシャビエルがシモビッチとのパス交換からゴールを決める。しかし、連敗をしたくない松本も同11分CKから飯田が触り最後は當間がゴールを決める。前がかりになる松本だったが同21分ボールを奪ってからシモビッチ、シャビエルとつなぎ最後は佐藤が4点目のゴールを決めた。同43分には好調の青木が飛び出しゴールを決めた。松本はロスタイムに2点目を決めるが反撃もここまで。堅守を誇っていた松本だったが5失点をくらい昇格にむけて大きな連敗となった。一方の名古屋は複数得点で3連勝を飾った。
個人的に気になったのは名古屋の秋山
ボールを持てるし、ドリブルで打開できる力があり、小柄ながら球際でも強さを誇っていた。パスを持ち味としている名古屋にとって大きな戦力になると思う。